豪女性がインド料理は「汚いスパイス」で作られているとコメントし炎上

スパイス（イメージ画像）

最近、オーストラリア人ジャーナリストのDr. Sydney Watsonがインド料理に対して行ったコメントが、ソーシャルメディア上で大きな論争を巻き起こしています。彼女は、インド料理に使われるスパイスを「汚いスパイス」と表現し、その発言が多くの食通やインド料理愛好家を激怒させました。この発言を受け、Dr. Sydney Watsonはネット上で批判に直面しています。インドメディアのHindustan TimesやNews 18が報道しています。

Xユーザーがインド料理を絶賛

今回の論争の発端は、X（旧Twitter）ユーザーであるJeffがインド料理を絶賛する投稿をしたことでした。Jeffはインドのカレーとライスの写真を「Indian food is the best on earth. Fight me.（インド料理は地球上で最高だ。俺と戦ってみろ）」というキャプションとともにシェア。この投稿に対して、世界中のインド料理愛好家から称賛の声が集まりました。

豪女性がインド料理を否定するコメント

しかし、この投稿に対してDr. Sydney Watsonが「It really, really isn't.（本当に、そうじゃない）」とコメントしたことで、話題は急転直下。彼女はさらに「If your food requires you to put dirt spices all over it in order for it to be palatable, your food is not good.（もし料理を美味しくするために、土っぽいスパイスを使わなければならないなら、その料理は美味しくない）」と続け、インド料理におけるスパイスの使用を否定するかのようなコメントをしました。

Dr. Sydney Watsonの発言に対し、インド料理のファンや歴史を知る人々から激しい反論が相次ぎました。あるユーザーは「ヨーロッパ諸国はかつて、インドのスパイス貿易を巡って戦争をしたことがある」と、スパイスが歴史的にどれほど重要であったかを強調。また、別のユーザーは「『汚いスパイス』が世界で最も切望される料理を生み出している。私はいつでも味気ないより風味のある料理を選ぶ」と皮肉を交えてコメントしました。